信じるものは救われる?

夕暮れ迫る大岩の横の流れでライズ
ライズの大きさから魚のサイズはたいしたこと
ないだろうと思っていた。
フライをライズポイントよりも少し前に落とす。
綺麗にフィーディングレーンを#16のフライが流れる。
ふっと、フライが流に飲み込まれた瞬間に
反転する魚影が白く光る。
おっ結構いいサイズかもと、余裕だったが
いきなりロッドが絞り込まれる。
でかい・・・
フライがどこに掛かっているのかが分からなかったので
探るようにやり取りをする。
なんとかランディングネットに収まってくれたのは
体高もあり丸々と太った山女魚だった。
日曜日に九重で用事があったので
まっちゃんに付き合ってもらい久しぶりに釣りに出かけた。
この川の上流部に入るのは6年ぶりくらいだった。
虫も結構ハッチしていてライズも結構あったが
釣れる魚のサイズが上がらない・・・
メインロッドを修理に出していたので昔使っていた
ロッドを久しぶりに使うと、かなりのスローアクションで
なんかリズムが取れない・・・
うーんストレスが溜まる・・・
昔は好きなアクションだったんだけど
最近はあまりスローなアクションはタイミングが
取れない。釣り方も、昔みたいに一度川に入ったら
暗くなるまで出てこないというような釣り方は
しなくなった。
取りあえず昼飯を食べて、ビールを飲んで一眠り。
最近はこの時間が一番幸せかもしれない。
この時期でも高原だからなのか、外で寝ていると肌寒い。
昼寝も終わり今回一番の楽しみであった牧場の中のアイスクリームを食べに行く。
サイコーに美味しい!!今回はこれで満足、満足
一応釣りに来ているので、イブニングなんてものに期待をかけて下流部に行ってみる。
最近放流をしたのかちっびこ山女魚が元気にライズをしていた。
夕闇も迫り、そろそろフライも見えんくなるな〜と思いながら釣っていると
大岩の横の流れでライズ、まっちゃんが「あそこでこの前良い型がライズしよったもんね〜」
私は、その上の流の頭でしているライズが気になったがまっちゃんの言葉を信じ
大岩の横のライズを狙うことに・・・・
まっちゃんありがとう!!
君の一言が無かったらきっと上のライズに気をとられ
釣れてなかった事でしょう・・・
暗闇の中フライを投げ続けるまっちゃん

これもと言うことで・・・