山深く・・・
あまりの天気のよさに川の横に車を止めて一眠り・・・
目が覚めると時計の針はPM3:30を指していた・・・
このまま帰っちゃおうかな〜とも思ったが、やはり釣に来て
釣をせず帰るのもなんなので支度をし川に入る。
なんの反応もないまま釣り上がっていると、水の色が
だんだんとカフェオレ色に・・・移動・・・
一山、二山越えてたどり着いたのは2年前に訪れて
それ以来入ってなかった川に到着。
いつも入っていた場所より下流から入渓する。
川としてはかなり落差のある山岳渓流。
かなりの狭い区間で大型の堰堤が連続する川だ。
しかしかなり魚影は濃く、ここというポイントでは
サイズは大した事無いが、山女魚が顔を見せてくれた。
一つ目の堰堤を越えた辺りから、下の山女魚より
ワンサイズ上の山女魚が出てくれる。この界隈の
山女魚は、胴とヒレ周りに紅の化粧をしたなかなかの
美形ぞろい。ところどころでいい型の山女魚も顔を見せるが
なかなかフッキングせず。ポイントの流れが狭く
手前の落ち込みの流れにラインを引っ張られ、すぐに
ドラッグがかかってしまう。
ふと振り返ると遠くに海が見える。
この川は放流は行っていない川なので
いつまでもこの景色と共に残って欲しいものだ。
堰堤を3つ越えた所から出てきてくれるサイズもこのくらい
になりなかなか楽しませてくれた。
夕暮れも迫り川から林道に上がり少し降りていくと遠くに
車が見える。ちょっと昔の記憶を思い起こせばたしか・・・
林道は車を止めたところよりかなり下の村に繋がっている
はず、とっ言うことは・・・
一度村まで降りてまた登らないと車にたどり着けない。
完全に日も沈み深い木々の間を通る道は真っ暗
・・・怖い・・・「ガサッゴッソ・・ブヒッ!!」えっ!?
( ̄▽ ̄;ブッヒって、ダッシュ〜〜〜
延々一時間少々の散歩はスリルがあって、
たっ楽しかったぁ〜(強がり)